1人目が授かるまでにした治療内容 ~後編~

1人目が授かるまでにした治療内容 ~後編~

こんにちわー。

現在3人目妊娠に向けて治療中なのですが、今処方されて飲んでるホルモン剤がしんどいです・・。ルトラールとは違う薬で生理をおこすため飲んでいるのですが吐き気がきついのなんのって。ホルモン剤ってどうしてこんなのばっかりなんでしょう(-_-;)

さて、今日は後編です。少し長くなりますがご容赦下さい。m(_ _)m

心拍確認できません

流れる可能性があると言われたこの日、手汗が止まらなかったのをすごく覚えています。(もともと汗っかきですが(笑))この診断がされた理由は3つ。
まず1つ目、最大の理由である心拍が確認できないということ。通常であれば妊娠が発覚したとき、約5週目ぐらいで胎嚢が見え始め、6週目には大抵心拍が確認できるとのこと。私の場合6週目を過ぎても心拍が確認できませんでした。2つ目、胎嚢に変化が見られないということ。この時期から大きく変化することはありませんが、大きさ、形ともになんの変化も見られないことから、成長していないと言われました。3つ目、尿のホルモン値が上がっていないということ。妊娠したら妊婦健診の度にどこの産婦人科でも検尿はすると思います。いろいろな事を尿から検査するのですが、前回と比べてほとんど変わりないと言われました。通常であれば何倍にも増えると教えてもらいました。正直頭が真っ白ですね(-_-;)

このとき先生から言われたことは次の2つ。胎嚢の確認も心拍の確認も6週目以降に確認できることもある。今後もしかしたら心拍が確認できる可能性もあるので通常通りに過ごすこと。約2週間後の検診で(この検診で約8週後半)心拍が確認できなかったら初期の流産となる。今後のことを考え手術するので頭に入れておくこと。
正直【流産】という言葉、めちゃくちゃダメージが大きかったです。帰りの車の中で大号泣、プルプルしながら運転してました。

報告

なんとか家に帰ってとりあえず座る。仕事中と分かっていましたが旦那さんに電話しました。仕事中めったに電話をかけないのでビックリしたでしょうね(汗  検診に行くことは旦那さんは分かっていたので、その報告だと思っていたんじゃないでしょうか。
病院で言われたことを説明して・・。え!?・・ かなりビックリしていました。そりゃそーでしょ!とりあえず仕事終わったらそっこー帰ると言い電話を切りました。その言葉通りほんとにそっこー帰ってきました!旦那さんは相当動揺していたらしく、車を縁石に擦ったみたいです(笑 今となっては笑い話です!
そして事細かく詳細を説明しました。2人でネットで調べ、8週以降で確認できた人もいるらしいよ、と気持ちを落ち着かせ大丈夫と自分に言い聞かせてました。

手術

再度検診の日、旦那さんと一緒に朝一から病院へ行きました。この日は平日だったため、仕事を休んでもらう必要がありました。何日か前に上司に事情を説明していたため2日間お休みをいただくことができました。そして検尿して、診察して。結果はダメ。多少ホルモン値は上がっていたものの心拍、胎嚢ともに変化ありませんでした。そして手術の準備が始まります。
旦那さんは診察室の外で待たされ私だけ中に。具体的に何をされたかははっきりとは覚えてませんが、内診台に乗せられた後股から何かを詰められ、トンカチみたいなものでゴンゴンされました。めっちゃ痛かったのと悲しいのと怖いのと、色んな感情がまぜこぜになり、大号泣と共に過呼吸が出てしまいました。このとき先生に頭ポンポンされてたような気がします。

病室に移動して点滴を繋がれ手術をするまでの間横になっていました。このときからきつい生理痛のような、陣痛のような痛みがコンスタントにあり、痛みが来る度に泣いて、泣いては旦那さんが涙を拭いて。。それから何枚かの同意書にサインをしたのを覚えています。そして手術の時間、旦那さんは外で待っていました。私は手術台の上に乗せられ、説明を受けます。全身麻酔をして眠ってる間に手術をする、時間は10分もかからない。ですがここでちょっとした対抗意識が!薬を投与された時、だんだんふわふわとして気持ちよくなってくる、その後眠るからと言われたのですが、なぜか絶対に寝んとこーって思っちゃいました。たしかにふわふわしてくる感じがあったのですがギンギンに目を開けていたのを覚えています。ですがまぁ無理ですね、気がついたときには先生に終わったよーって起こされてました。そして手術終了後病室に戻り、旦那さんに寝んとこーって思ってた話をしてました(笑

翌日あっという間に退院です。はや!!短い妊娠生活でした(涙
朝一に旦那さんに迎えに来てもらい、その足でコーナンに買い物に行きました(笑 すっごいアクティブ!旦那さんからはホンマに昨日手術したん?って聞かれてましたね。そして家に帰ってゲームして。ずーっと2人で他愛もない話をしてたと思います。

再度病院へ

そして約2ヶ月後最初の産婦人科へ行くことに。皆さんすっごくビックリしてました!先生には残念だったね、また一緒にがんばろうねと励ましてもらいました。さて、再度ここから妊活が再スタートするのですがいつものクロミッドを飲むには条件が出されました。通常の生理が3回きたら再開してもいいとのこと。やはり身体への負担やいろんなリスクを考え見送ったほうが良いとのことです。私は人よりも週数が長く、年間の妊娠できるチャンスが人よりも少ないだけに、すごくもどかしい気持ちもありましたがまぁ、しかたないですね。この期間も基礎体温は測り続けていましたが薬を飲まないと一切高温期になることはありませんでした。そして生理3回目がきた時再度病院へ行きクロミッドを処方してもらいました。また治療がスタートします。生理がきては薬を飲んで、また生理がきては薬を飲んで。注射も何回も打ちました。そしてそして・・・・また妊娠することができました。

妊活終了

2回目の妊娠が発覚したのは5週目の最初の方だったと思います。相変わらず生理前の症状と変わらなかったので最初は妊娠に気づきませんでした。検査薬が陽性とでても喜びはしません。そりゃそ~です。前回のつらい思い出があるからね。ただこの時またもや悩まされることに。エコー検査をしても胎嚢が見えないです。先生にはこう言われました。

先生『まだ見えなくても問題はないけれど、子宮外妊娠の可能性もある。私が焦ってしまってるだけだとは思うけど、すぐ総合病院(手術した病院)で見てもらって』

愕然としました。泣きました。検査薬代はタダにしてもらいました(笑 正直めちゃくちゃ不安でしたが行くしかないし。
4日後総合病院に行くことになりました。このタイミングで見えなかったら子宮外の可能性大!!すっごく怖かったのでこのときは私の母に仕事を休んでもらい一緒についてきてもらいました。そして結果は・・。無事胎嚢確認!そして心拍も無事確認することができました。ホッとして母と一緒に泣いていましたね~。その後はトラブルもなく大きくなっていきました!ただ安定期に入るまではなかなか安心はできませんでした。安定期までは流産する可能性がまだまだありますからねぇ。

こうして無事男の子を出産することとなりました。これが1人目妊活の記録です。私の不妊具合は人工授精や体外受精をしている人、何年も授からない人たちにとってはまだいい方なのかもしれません。ただ私達夫婦にとってはなかなかきつい妊活でした。でも更にきついのはここから。2人目を妊娠するまでが1人目以上になかなか大変でした!こちらについてはまたお話できればと思います。

長々とお付き合いありがとうございました!さらば!(*´∀`)